休職1ヶ月目〜2ヶ月目の経済的な負担と「焦り」(休職生活の経緯④)

休職について

今回は、休職が始まって直面した、現実的なお金の問題について書いていこうと思います。想定よりも出費が多く、驚かされることになりました。

「住民税」と「社会保険料」の通知に驚く

休職してすぐ、傷病手当金の申請をしたのですが、実際に振り込まれるまでにはタイムラグがあるとのことでした。それでも、ある程度貯金を切り崩せば持ちこたえられると計算していましたが、想定外の出費がありその計画はだいぶ狂うことになりました。それが「住民税」と「社会保険料」です。

住民税の金額に驚かされる

休職に伴い、会社員時代は給与天引きされていたものが、自分で振り込む形になりました。その1つが住民税です。

休職後しばらくして、住民税の納付書が自宅に届きました。その金額を見て、大変に驚きました。 その金額は前年の(フルで働いていた頃の)給与を基準に計算されているので、具体的には言えませんがなかなかの金額でした。収入が途絶えている「今」に、その負担がのしかかってくる形となり、かなりのプレッシャーを感じました。

社会保険料を振り込む必要があることに驚く

加えて、会社から、マイナスの金額が入った給与明細が届きました。なんだこれは?となったのですが、どうやら、会社の社会保険料も引き続き支払う必要があるようでした。つまり、給与がないにも関わらず、会社に対して毎月決まった金額を振り込む必要があるということです。これはまったく想定しておらず、かつ住民税と同じぐらいの出費になったので、これもかなりのプレッシャーになりました。

生活費や家賃に加え、これらの税金・保険料が重なり、休職してからの数ヶ月は、収入がない中で支出だけが大きく膨らむことになり、計算が狂った感覚になりました。

休職中なのに、「お金を稼がないと」と焦り始める

こうした状況で、「これではまずい。何とかしてお金を稼がないと」という強い焦りが生まれました。

かといって、休職中にアルバイトをするわけにもいきません。詳細は会社で取り決めがあると思うので、皆さんの会社の規則を読んだり、問い合わせたりしてみていただきたいのですが、休職中に他で仕事をすることは、自分の会社では難しそうでした。

ちょうどその時期、生成AIが話題になっており、コーディングができるようになってきていました。お金を稼ぐのは難しいかもしれないが、今後への投資も兼ねて、「AIを使って何かWebサービスを作ってみよう」と思い立ちました。

しかし、始めて見ると、どういうわけだか思ったより忙しくなってしまいました。コードはすぐに出してくれるものの、実際にはうまく動かない。修正のやり取りを繰り返していると、あっという間に時間が過ぎていきます。「動きそうなのに動かない」状態が続くと、気がつけば1日が終わっているのです。結局、サービスを完成させることも、お金を稼ぐこともできませんでした。

この作業は、何かに没頭するという意味では良かったのかもしれませんが、内面を休めたり、セルフケアをしたりすることとは違っていたなと思います。 焦りから行動しても、あまり良い結果にはならないことを痛感した出来事でした。

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