こんにちは。今回は、休職が決まった後、医師からの診断を受け、実際に休職生活に入るまでの流れについて書いていきます。
引き継ぎをして休職へ
前の記事でも書いたように、休職を決断したのは4月のことでした。会社の同僚からしてみれば、明確な予兆があったわけでもなく、急なことに感じられただろうと思います。メインの担当の業務もあり、いきなりの離脱になってしまって迷惑をかけたことは、今でも申し訳なく思っています。
さて、担当していた業務は多々あったので、休職が決まってもすぐに休むわけにもいかず、仕事の引き継ぎのための時間が必要でした。産業医の方からは、厳密にすぐ休み始める必要はないと言ってもらったので、会社と相談し、休職が決まってからも2日間ほど、引き継ぎのために働きました。 そうして、引き継ぎを作成するものは作成し、アカウント情報など必要な情報を受け渡し、別の担当者に業務の引き継ぎが完了した状態で、正式に休職に入ることになりました。
リモートワークだったこともあり、対面で引き継ぎや挨拶回りなどをせずに済んだことは、当時の精神状態としてはとても救われました。今から考えると、人間関係全般での気遣いが大きなストレスになってしまう状態だったので、引き継ぎ作業などで長い時間誰かと接さなければならなかったら、相当にしんどかっただろうと思います。
診断書の取得のために、メンタルクリニックへ
休職をするために、会社から、医者が作成した診断書を提出するように言われました。つまり、これまでやりとりしていた産業医との面談とは別に、医療機関にかかる必要があるということです。
Googleでメンタルクリニックを探し、そこへ向かい、産業医と話し、休職することになった旨、経緯を説明しました。
そこで診断書を書いてもらい、初めて自分の状態に病名がつきました。 診断書にある「適応障害」という文字を見たとき、「あ、自分の今の状態は適応障害というものなのか」と、妙に納得したような、不思議な気持ちになったことを覚えています。

医師から「よくがんばりましたね」と言われたのですが、正直全然ぴんとこなかったです。頑張っていたも何も、自分が不器用すぎて、ちょっとした叱責にも耐えられずこんなことになってしまった、と思っていたので、むしろ情けない気持ちでした。ともかく、これでやっと休めるんだな、と思ったことは確かです。
こうして、取得した診断書を会社に提出し、自分の休職生活が正式にスタートしました。


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